2025年8月28日木曜日

▶ 運動の2つの効果

①運動で体を丈夫に

運動は筋肉を鍛え、血圧を下げ、血糖値を下げ、骨を丈夫にします。また身体的な側面だけでなく、脳にも良い影響があると言われています。

②運動で精神状態を安定

脳内の神経伝達物質の中に、安定した精神状態に関係するセロトニンという物質があります。運動はセロトニン作動性ニューロンを活性化するといわれ、特にウォーキングやジョギングなどの規則的で単調な動きが、より活性化するそうです。

また「運動はうつ症状によい」と言われていますが、米国の大学のマウスによる実験で「運動は脳内の遺伝子の働きを活性化し、うつ症状を改善する」との報告もされています。文部科学省で行った全国体力調査の上位の県は、全国体力と学力は密接な関係があるのかもしれません。

体力と学力は密接な関係があるのかもしれません。

「キレない」子どもになる。

脳はエリアによって役割があり、その中でも前頭前野(特に46野)という部分は一番の情報収集の場所となっています。この部分の発達により注意力や抑制力が向上し、俗に言う「キレにくい」ことに結びつくようです。

運動と前頭前野の発達は、密接に関係しているようですね。