2025年11月6日木曜日

▶ 早寝早起き朝ごはん

早寝…脳が成長しているのは睡眠時です。眠っている間に「海馬(かいば)」と呼ばれる知識工場が活性化します。海馬は眠ると働きだします。


早起き…早起きは、やる気の源であり、睡眠時の海馬の働きがよくなります。人間は感動した時の感情の起伏が起こったところをそのポイントポイントで記憶し、その夜に海馬の働きにより、そのポイントを知識化していきます。早起きをして朝日を浴びましょう。


朝ごはん…成長期の脳は、睡眠時にも糖とアミノ酸をたくさん使うため、朝ごはんを食べないと脳が燃料不足になります。せっかく早起きをしても、朝ごはんを食べないと午前中のうちに脳がフル稼働状態にはなりません。血糖値をゆっくり上げるために炭水化物(ご飯、パン、シリアル等)アミノ酸たっぷりのたんぱく質(味噌、納豆、豆腐、卵、乳製品など)を摂取するのが理想的です。昔ながらの日本の朝ごはんが、脳にとって一番良い食事だったんですね。


脳の成長は夜10時~2時の間。この時間帯に寝ていることが重要です。寝るギリギリまでテレビなどの電子画面を見ると、脳が活性化してしまい、眠っているようで眠っていないという状態になります。テレビ、パソコン、ゲームなど電子画面を見ることは寝る1時間前までには終わらせましょう。読書はギリギリまでOKです。部屋は暗くして寝ましょう。足元の間接照明程度は良いのですが、豆電球やビデオなどのタイマーの光は消した方がいいでしょう。目から入る光の刺激が脳を刺激してしまうためです。


更なる早寝の効果として

身長も寝ている間に伸びています(成長ホルモンも分泌しやすいです)。睡眠にはメラトニンという物質が関係しています。メラトニンは睡眠のサイクルをコントロールする神経ホルモンの一種です。体内時計の調節を担う物質として知られ夜間に多く分泌され、睡眠を促し体を休ませる働きをします。


太陽の光の効果として

早起きすると、セロトニンという物質が多く分泌され、太陽の光を浴びることによって活性化するという大きな特徴があります。これは、心の高ぶりをしずめ、「ほっと」落ち着かせ、安らぐ気持ちを作り出してくれます。また日常生活の中で何でもないようなことをうれしいと感じることができ、感情豊かな子どもになるのです。

2025年9月5日金曜日

▶ 令和8年度入園見学会について

 令和8年度入園見学会の日程が決まりましたのでご案内致します。


■平日開催

 令和7年  9月11日(木)10:00~11:00

 令和7年10月21日(火)10:00~11:00

 会場:つくし広場


■休日開催

 令和7年9月27日(土)9:30~10:30

 令和7年10月18日(土)9:30~10:30

 会場:つくしこども園

入園見学会(説明会)ご参加希望の方は、事前にお電話でお申込みをお願い致します。TEL.025-387-2623


▶ こちらから詳しくご覧いただけます

2025年8月28日木曜日

▶ 運動の2つの効果

①運動で体を丈夫に

運動は筋肉を鍛え、血圧を下げ、血糖値を下げ、骨を丈夫にします。また身体的な側面だけでなく、脳にも良い影響があると言われています。

②運動で精神状態を安定

脳内の神経伝達物質の中に、安定した精神状態に関係するセロトニンという物質があります。運動はセロトニン作動性ニューロンを活性化するといわれ、特にウォーキングやジョギングなどの規則的で単調な動きが、より活性化するそうです。

また「運動はうつ症状によい」と言われていますが、米国の大学のマウスによる実験で「運動は脳内の遺伝子の働きを活性化し、うつ症状を改善する」との報告もされています。文部科学省で行った全国体力調査の上位の県は、全国体力と学力は密接な関係があるのかもしれません。

体力と学力は密接な関係があるのかもしれません。

「キレない」子どもになる。

脳はエリアによって役割があり、その中でも前頭前野(特に46野)という部分は一番の情報収集の場所となっています。この部分の発達により注意力や抑制力が向上し、俗に言う「キレにくい」ことに結びつくようです。

運動と前頭前野の発達は、密接に関係しているようですね。

▶ 幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿

保育所保育方針・幼保連携型認定こども園教育・保育要領より

下記より、ぜひ、ご一読ください。

幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿 ▶

▶ こんにちはつくしこども園で~す!(R7.6.28)

  『こんにちはつくしこども園で~す!(R7.6.28)』が発行されました。

ぜひ、ご一読ください。

こんにちはつくしこども園で~す!(R7.6.28)▶

▶ 子育てを共に No.2(令和7年度)

  『子育てを共に No.2』が発行されました。

ぜひ、ご一読ください。

子育てを共に No.2(令和7年度)▶

2025年1月28日火曜日

▶ つくしんぼ No.10

 『つくしんぼ No.10』が発行されました。

ぜひ、ご一読ください。

つくしんぼ No.10▶

▶ 過保護と過干渉と過期待

 子どもの望むことを望むだけしてあげましょうと言うと、甘やかしすぎと思われるかもしれません。でも子どもは「抱っこして」「おんぶして」などよく言いますよね。乳児期や幼児期には、子どもが望むことを全部叶えたとしても過保護にはなりません。子どもは精神的に満たされると、周囲の人を信頼するようになっていきます。

保護に対して、あまり良くないのが過干渉。聞きなれない言葉ですが、皆さん子どもに言っているかもしれません。「それは危ない」「汚いから」「触らないで」など、つい口にしてしまいそうな言葉。これが多いことが、実は過干渉。干渉を多く受けてきた子どもは、意思や好奇心を阻害されるという報告もあります。子どもは歩く好奇心!「ダメダメ」にならいないようにすれば、やる気や自主性なども育ってくるはずです。

守破離の精神

わが子を、守られ育てられる他律の状態から、自らの手で人生を切り開いていける自律へと導くのが、家庭における教育の目的でもあるとも言えると思います。参考になるのが、茶華道や武道など日本伝統の諸道でいわれる「守破離(しゅはり)」という言葉です。

「守」とは、指導者の言動や価値観を習い覚え、教えを守って、基本の型となるものを見につっけていく最初の段階です。

「破」とは、教えを守るだけではなく、それを破る試みをはじめます。基本を応用させながら、自分なりの工夫を繰り返すのです。

「離」とは、指導者のもとを離れて、自分自身で学び得たものを発展させ、独自の世界を作り出していくことです。子育てにも参考になる、大切な精神といえますね。

しっかり抱いて…

親に甘えて依存するという、母子の愛着形成の重要性。

下におろして歩かせる…

愛着からの分離で、愛着が母性原理であるとすれば、分離は父性原理。


あたたかく守られた場所から出て、自分の力で歩いて行くためには、母性原理の愛着を断ち切る必要があると思います。


参考資料 HUG. 日本保育協会青年部 広報部会