2018年10月18日木曜日

早寝 早起き 朝ごはん

早寝 早起き 朝ごはん

早寝・・脳が成長しているのは睡眠時です。眠っている間に「海馬(かいば)」と呼ばれる知識工場が活性化します。海馬は眠ると働きだします。

早起き・・・早起きは、やる気の源であり、睡眠時の海馬の働きがよくなります。人間は感動した時の感情の起伏が起こったところをそのポイントポイントで記憶し、その夜に海馬の働きにより、そのポイントを知識化していきます。早起きをして朝日を浴びましょう。

朝ごはん・・・成長期の脳は、睡眠時にも糖とアミノ酸をたくさん使うため、朝ごはんを食べないと脳が燃料不足になります。せっかく早起きをしても、朝ごはんを食べないと午前中のうちに脳がフル稼働状態にはなりません。血糖値をゆっくり上げるために炭水化物(ご飯、パン、シリアル等)アミノ酸たっぷりのたんぱく質(味噌、納豆豆腐、卵、乳製品など)を摂取するのが理想的です。昔ながらの日本の朝ごはんが、脳にとって一番良い食事だっんですね。

脳の成長は夜10時~2時の間。この時間帯に寝ていることが重要です。寝るギリギリまでテレビなどの電子画面を見ると、脳が活性化してしまい、眠っているようで眠っていないという状態になります。テレビ、パソコン、ゲームなど電子画面を見ることは寝る1時間前までには終わらせましょう。読書はキリギリまでOKです。部屋は暗くして寝ましょう。足元の間接照明程度は良いのですが、豆電球やビデオなどのタイマーの光は消したほうがいいでしょう。目から入る光の刺激が脳を刺激してしまうためです。

更なる早寝の効果として
身長も寝ている間に伸びています(成長ホルモンも分泌しやすいです)。睡眠にはミラトニンという物質が関係しています。メラトニンは睡眠のサイクルをコントロールする神経ホルモンの一種です。体内時間の調節を担う物質として知られ夜間に多く分泌され、睡眠を促し体を休ませる働きをします。

太陽の光の効果として
早起きすると、セロトニンという物質が多く分泌され、太陽の光を浴びることによって活性化するという大きな特徴があります。これは、心の高ぶりをしずめ、「ほっと」落ち着かせ、安らぐ気持ちを作り出してくれます。また日常生活の中で何でもないようなことを嬉しいと感じることができ、感情豊かな子どもになるのです。




参考資料 HUG. 日本保育協会青年部 広報部会